MESSAGE

ごあいさつ

世界は今、かつてと比較にならないほどの、急激な流動化の時代に突入しました。
昨日の常識が、今日の非常識になるような出来事が多く起こり、一人ひとりの人生を大きく左右しています。
エネルギーについても、まさに同じことが言えます。
ゼロエミッションやSDGsの実現を目指す中で、天然ガスや石油などのエネルギー資源の入手困難による急激な高騰や、新しいエネルギーへの転換、革新的なエネルギーの伝送や変換技術などが、急速に求められるようになりました。
それに伴い、バッテリー需要の急激な増加によるリチウム鉱脈の急激な開発や各国の主権争いは、益々激しくなっています。
ChatGPTなどに代表される新しいAI技術は、今までのインターネットや情報処理の概念を打ち破り、新しい仕事のあり方、技術のあり方を根底から変えようとしています。
私たちは、このような事態から呼びかけられる変化への予兆を察知しながら、パワーエレクトロニクスや、ITネットワークなどの技術を軸としながら、お客様や社会に貢献する製品づくりを目指してまいります。

PROFILE

岩城聡明  Toshihiro Iwaki

GaNHEMTやSiCMOSFETの駆動技術、ノイズ抑制技術の専門

2008年日立アプライアンス入社。家庭用エアコン(白くまくん)の室外機用電源の設計開発に6年間携わる。
2013年LGJapanLabへ転職。
電気自動車やハイブリッド自動車向けのパワートレインの研究開発や学会活動に携わる。
2017年研究実績と将来性を見込まれ、2017年、在職しながら名古屋大学大学院博士課程へ修士課程を飛び級して進学。
GaNHEMTやSiCMOSFETなどの駆動技術やノイズ研究を実施。
2019年1月島根大学発ベンチャーナチュラニクスで3分充電技術を確立。
2019年10月名古屋大学発スタートアップ LinkT&B株式会社を設立。代表取締役CEO就任。
電源機器(パワーエレクトロニクス)の受託研究・開発・技術コンサルティング事業を実施。
2021年IT・ネットワーク事業を開始
2022年8月ABILITY株式会社を設立。取締役COO就任。水素を軸とした、次世代モビリティの開発と製造事業を実施している。