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EVとガソリン車、10年間でいくら違う?年間1万kmで購入・充電・燃料費用を比較

EVとガソリン車の購入・エネルギー費用を比べるイメージ

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EVとガソリン車の購入費用、補助金、充電設備、充電費用とガソリン費用を10年間で比較。サクラとデイズの内訳、EV8車種の補助額、47都道府県の制度案内、充電サービスの料金差をまとめました。

この記事の内容
  1. サクラとデイズの10年間の費用を、購入・設備・燃料に分けて比べる
  2. EV8車種の購入費用は、国と東京都の補助金でどれだけ下がるか
  3. 47都道府県のEV購入・充電設備の補助金を探す
  4. 法人購入は登録区分を確認し、補助金の締切から購入時期を考える
  5. 外出先での充電費用は、月額費用と従量料金を合わせて比べる
  6. 時間制の急速充電では、車種によって1kWh当たりの費用が変わる
  7. e-Mobility PowerとTerra Chargeは、月に何分使うと料金が逆転するか
  8. EVと比較車の自動車税・軽自動車税も、費用に加える
  9. EVとガソリン車では、10年間の費用はいくら違う?
  10. 自宅で充電して10年間乗った場合、EV8車種と比較車の費用はいくら違うか
  11. ガソリンが160円から170円になると、10年間の燃料費用は5万円増える
  12. EVを検討するときは、自宅充電の電気代と設置費用も合わせて比べる

EVとガソリン車では、購入してから10年間で、いったいいくら違うのでしょうか。車両価格だけを見ると高く感じるEVも、補助金と日々の充電費用を含めると見え方が変わります。日産サクラ(EV)と日産デイズ(ガソリン車)の例から、一緒に見ていきましょう。

サクラとデイズの10年間の費用を、購入・設備・燃料に分けて比べる

  • 共通:年間10,000km・10年間(計100,000km)
  • 日産サクラ(EV):電費6km/kWh、自宅充電31円/kWh、機器・工事費20万円
  • 日産デイズ(ガソリン車):実燃費20km/L、ガソリン165円/L

参考試算です。比較対象は車両購入費用、充電設備、充電・ガソリン費用、自動車税・軽自動車税です。保険・整備・重量税・登録諸費用・売却額は含みません。

サクラ X 2WDとデイズ X 2WDの参考試算。年間の充電・ガソリン費用も示し、合計には10年分を含めています。
費用の内訳サクラ(国のみ)サクラ(国+東京都)デイズ(ガソリン車)
車両本体価格2,599,300円2,599,300円1,500,400円
国の補助金-580,000円-580,000円0円
東京都の補助金0円-800,000円0円
補助金差引後の購入費用2,019,300円1,219,300円1,500,400円
自宅の充電設備・工事費用200,000円200,000円0円
年間の充電費用/ガソリン費用51,667円51,667円82,500円
10年間の充電費用/ガソリン費用516,667円516,667円825,000円
自動車税・軽自動車税(10年度分)99,900円99,900円108,000円
10年間の比較合計2,835,867円2,035,867円2,433,400円

この条件では、国の補助金だけを使ったサクラは、デイズより10年間で約40万円高くなります。一方、東京都の80万円を併用すると、サクラの方が約40万円安くなります。年間の電気代は約5万2,000円、デイズのガソリン代は8万2,500円です。毎日の支出を抑えながら乗れるかどうかは、購入時の補助金と、普段使える充電先の両方で考えると分かりやすくなります。

EV8車種の購入費用は、国と東京都の補助金でどれだけ下がるか

購入時に使う補助金を、国と東京都に分けました。東京都分は2026年7月1日以降の初度登録を想定した基本額とメーカー別加算の合計です。給電機能、再エネ電力、V2H等による追加加算は含めていません。

2026年10月15日確認。本体価格は税込。減額率は本体価格に対する補助金の割合。
車種/比較グレード本体価格国の補助金東京都の補助金国のみ:購入費用国+東京都:購入費用
日産 サクラX 2WD2,599,300円580,000円800,000円2,019,300円22.3%減1,219,300円53.1%減
Honda N-ONE e:e:L3,198,800円580,000円800,000円2,618,800円18.1%減1,818,800円43.1%減
Honda N-VAN e:e:L42,699,400円580,000円800,000円2,119,400円21.5%減1,319,400円51.1%減
BYD RACCO2002,145,000円150,000円300,000円1,995,000円7.0%減1,695,000円21.0%減
スズキ e SKYA 2WD2,120,000円568,000円450,000円1,552,000円26.8%減1,102,000円48.0%減
スズキ e エブリイ4人乗り3,234,000円568,000円450,000円2,666,000円17.6%減2,216,000円31.5%減
日産 リーフB5 X4,738,800円1,290,000円800,000円3,448,800円27.2%減2,648,800円44.1%減
トヨタ bZ4XG FWD4,800,000円1,300,000円800,000円3,500,000円27.1%減2,700,000円43.8%減

サクラでは、国と東京都の補助金が合計138万円となり、本体価格の約53.1%に相当します。補助金差引後の購入費用は121万9,300円です。車両本体の負担が半分以下になるため、東京都の対象条件に合う方にとっては、EVを候補に入れる大きな理由になります。

この8車種では、国の補助金は15万〜130万円、東京都分は30万〜80万円です。BYD RACCOと日産・Hondaの軽EVでも金額が異なります。補助額は、対象車両やメーカーの評価などに応じて設定されます。国産車か海外メーカーの車かという区分だけで決まるものではありません。欲しい車のグレードと登録時期で確認すると、実際の購入予算をつかめます。

スズキ e SKYは2026年11月16日発売予定です。価格・補助額は公表済みのAグレードで比較しています。補助金は通常、申請・審査を経て受け取るため、表の差引額と販売店への支払時に必要な資金は分けて考えましょう。

根拠:国の車両別補助額、東京都の対象条件・メーカー別補助額。

47都道府県のEV購入・充電設備の補助金を探す

東京都以外にも、県や市町村の補助金があります。下の一覧では、県の制度と市町村の制度例を区別し、EV購入と充電設備の支援を並べました。市町村の制度は、その市町村の住民・事業者などが対象です。まずお住まいの都道府県を選び、対象地域と利用目的が合う制度をご覧ください。

2026年10月15日に確認した主な制度・確認先です。V2HはEVから住宅へも給電する設備で、普通充電器の補助とは区別しています。全市町村の制度を網羅したものではなく、一覧の金額が県内の全員に適用されるわけではありません。ほかの市町村は次世代自動車振興センターの自治体検索から確認できます。

47都道府県の補助金一覧を開く
都道府県/掲載例の自治体EV購入の補助充電設備の補助・確認先
北海道札幌市EV10万円・軽EV5万円。2026年度のEV等受付は終了集合住宅等の基礎充電設備も対象だった制度
制度詳細
青森県六ヶ所村この掲載例は設備補助住宅用EV・PHEV充電設備。金額は村の要綱を確認
制度詳細
岩手県岩手県事業者向けEV:2万円/kWh。太陽光などとの導入条件あり公共用充電設備:本体費の1/4、上限95万円
制度詳細1 / 制度詳細2
宮城県宮城県この掲載例は設備補助住宅用V2H:4万円。普通充電器とは別の設備
制度詳細
秋田県大仙市この掲載例は設備補助EV充電器:1設備3万円(対象経費が上限)
制度詳細
山形県寒河江市普通EV5万円・軽EV10万円。太陽光ありは各5万円加算この掲載例は車両補助
制度詳細
福島県福島県この掲載例は設備補助住宅用V2H:10万円。太陽光発電等の条件あり
制度詳細
茨城県東海村EV10万円。2026年度は予算到達により受付終了V2H等を含む住宅向け制度。受付終了
制度詳細
栃木県栃木県中小企業等の給電機能付きEV:20万円。災害時協力車登録空白地域・道の駅の急速:上限500万円
制度詳細
群馬県大泉町住宅向け制度にEV等を掲載。対象・金額は町の要綱を確認対象設備は町の制度一覧を確認
制度詳細
埼玉県さいたま市普通EV5万円・軽/小型EV3万円V2H:10万円
制度詳細
千葉県千葉県中小事業者等:1万円/kWh、国補助額が上限。ソーラーカーポート併設充電設備:対象経費の1/10、上限50万円
制度詳細
東京都東京都本記事8車種の例:30万〜80万円。条件付き加算は別集合住宅・事業所・公共用など設置場所別。戸建てV2Hは別制度
制度詳細1 / 制度詳細2
神奈川県神奈川県事業用等EV:軽トラック20万円など。一般家庭向け一律補助ではない普通充電器上限15万円、コンセント上限10万円。共同住宅・事業所等
制度詳細1 / 制度詳細2 / 制度詳細3
新潟県柏崎市EV・PHEVの購入制度。対象・金額は市の要綱を確認急速・普通充電設備の制度あり
制度詳細
富山県小矢部市EV:2万円/kWh、国CEV補助額が上限。再エネ等の条件ありEV等と併せて導入する充放電設備
制度詳細
石川県石川県EV15万円。太陽光または再エネ100%電力などの条件個人の対象充電設備:上限2万5,000円
制度詳細
福井県福井県EV10万円、嶺南20万円。若年層は別メニュー急速上限150万円、嶺南は加算あり。V2H10万/20万円
制度詳細1 / 制度詳細2
山梨県山梨県この掲載例は設備補助50kW以上の公共用急速充電設備:上限220万円
制度詳細
長野県長野県太陽光ありEV25万円、太陽光と同時導入30万円(組合せ額)太陽光ありV2H20万円。急速充電器は別制度
制度詳細1 / 制度詳細2
岐阜県大垣市再エネ電力を使うEV・PHEV:4万円この掲載例は車両補助
制度詳細
静岡県沼津市EV等5万円。所定の再エネ・共同充電条件で15万円この掲載例は車両補助
制度詳細
愛知県愛知県事業者向けEV:航続距離等で算定、乗用車上限40万円普通:本体費1/4・上限17万5,000円。急速上限125万円
制度詳細1 / 制度詳細2
三重県四日市市住宅の省エネ設備とEVを扱う制度。対象の組合せを確認V2H等は設備・組合せ別に補助額を設定
制度詳細
滋賀県滋賀県個人向け・事業者向けで窓口と条件が異なる充電設備・V2Hの対象と金額は各窓口の一覧を確認
制度詳細1 / 制度詳細2
京都府宇治市市内事業者のZEV:15万円事業者の普通上限10万円・急速上限20万円、本体費1/2以内
制度詳細
大阪府大阪府中小事業者のZEV:上限10万円/台。対策計画書が条件対象ZEVと併せた急速充電設備:10万円/台
制度詳細
兵庫県兵庫県事業者向けZEV、運送事業者向けバス・トラック等に区分充電設備の対象・金額は該当する事業の要綱を確認
制度詳細
奈良県奈良県この掲載例は設備補助スマートハウス制度のV2H。普通充電器と区別して確認
制度詳細
和歌山県和歌山市EV15万円(他補助控除後の対象経費が上限)この掲載例は車両補助
制度詳細
鳥取県鳥取県事業者向け商用EV等。2026年度の募集は終了充電設備も対象の事業。2026年度の募集は終了
制度詳細
島根県出雲市太陽光等と組み合わせるEV補助。国CEVとの重複不可EVと併せる充電・充放電設備。対象の組合せを確認
制度詳細
岡山県岡山県タクシー・レンタカー・配達用などの業務用EV:20万円/台普通上限18万円/台、急速上限150万円(複数口加算あり)
制度詳細1 / 制度詳細2
広島県廿日市市EV10万円この掲載例は車両補助
制度詳細
山口県岩国市普通EV10万円・軽EV5万円この掲載例は車両補助
制度詳細
徳島県徳島県普通EV40万円・軽EV25万円。対象・受付状況を事務局で確認V2H15万円。普通充電器とは別の設備
制度詳細
香川県香川県この掲載例は設備補助住宅用V2H:10万円
制度詳細
愛媛県愛媛県この掲載例は設備補助公共用急速:1/2・上限100万円。空白地域2/3・上限133万3,000円
制度詳細
高知県高知県普通EV20万円・軽EV30万円。県内の販売店で購入等の条件あり設備は国・市町村の制度も確認
制度詳細
福岡県北九州市中小企業向けEV等。2026年度の募集は終了充電器・V2H等も対象だった制度
制度詳細
佐賀県佐賀市EV等5万円。既存の次世代自動車からの買替えは対象外この掲載例の設備条件は市の一覧を確認
制度詳細
長崎県長崎市普通EV20万円・軽EV10万円V2H:10万円
制度詳細
熊本県熊本市外部給電機能付きEV等。市の2026年度手引きで金額を確認設備は市の対象機器・補助額一覧を確認
制度詳細
大分県大分県認証事業者の軽EV:上限30万円(国補助額も上限)普通充電設備:本体費1/4、上限7万5,000円/台
制度詳細
宮崎県延岡市・一ヶ岡地区EV購入は国・市町村の最新制度を確認同地区の再エネ・省エネ設備補助は2026年度の実施が未定(市の公表)
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鹿児島県鹿児島県離島の個人・事業者:EV20万円事業所・集合住宅等。国併用有無で率が異なる
制度詳細1 / 制度詳細2
沖縄県沖縄県指定離島・過疎地域:EV15万円(県内製造車25万円)充電設備5万円、V2H15万円(各本体価格が上限)
制度詳細

自宅の充電設備にも補助制度がありますが、国の令和7年度補正「戸建て住宅充電用コンセント」は、2026年10月15日時点で申請提出期間が終了しています。本記事の設備費20万円は補助を差し引かない仮定です。自治体の制度が使える場合は、下の計算欄に実際の自己負担額を入れると比較できます。国の充電設備補助の受付状況

法人購入は登録区分を確認し、補助金の締切から購入時期を考える

会社が所有する車でも、自家用登録と、運送事業などに使う営業用登録では利用する制度が変わります。本記事の車両表は自家用登録を想定しています。国のCEV補助金は事業用車両を対象外としているため、営業用ナンバーで使う場合は、商用車向けの制度で確認する必要があります。法人名義かどうかだけで判断せず、車検証の用途・登録区分を販売店と確認すると手続きが進めやすくなります。

国のCEV補助金は、2026年10月9日の発表で、受付終了の見込みを2026年12月上旬〜下旬としています。年度末まで待てるとは限りません。車両の登録日、申請書の到着期限、設備工事の着手条件を、契約前に確認しておくと、補助金を利用できる日程で購入・設置を進められます。CEV補助金の受付終了見込み

外出先での充電費用は、月額費用と従量料金を合わせて比べる

自宅では契約している電気料金で充電し、外出先では充電サービスの料金を支払います。外出先の充電を中心に使うなら、1回の料金だけでなく、月額費用を含めた毎月の支出を見ると選びやすくなります。

2026年10月15日時点の公表料金・税込。料金例は、各社アプリ等で選ぶ対象プランの場合。
充電方法(充電サービス)月額費用等従量料金利用条件
自宅充電充電用の月額契約なし31円/kWh(試算条件)機器・工事費20万円を別途計上
e-Mobility Power 急速+普通4,180円/月急速27.5円/分・普通3.85円/分初回登録1,980円、急速1回30分まで
e-Mobility Power 普通のみ1,540円/月3.85円/分初回登録1,980円
Terra Charge 150kW急速月額費用なし・都度利用44円/分 → 通常90円/分44円は2027年3月31日までの対象施設キャンペーン
ENECHANGE 都度利用月額費用なし3kW相当27.5円/10分・6kW相当55円/10分対象設備・施設の表示料金を確認
ENECHANGE パスポート2,980円/30日対象時間内は追加の充電料金なし対象充電器の7:00〜15:59。駐車料金は別
PowerX 一般月額費用なし65円/kWh〜施設ごとに料金を確認
PowerX First年払い10,800円(900円/月相当)45円/kWh〜月払いは1,050円/月。対象施設で適用

料金の根拠:e-Mobility Power, Terra Charge, ENECHANGE都度利用, ENECHANGEパスポート, PowerX。

時間制の急速充電では、車種によって1kWh当たりの費用が変わる

充電時間に応じて料金がかかる急速充電器では、同じ30分間でも、車種によって充電量が異なります。そのため、1kWh当たりの充電費用にも差が出ます。例えば平均20kWで30分充電すれば10kWh、平均57.7kWなら28.85kWhです。e-Mobility Powerの27.5円/分なら、どちらも825円ですが、1kWh当たりでは82.5円と約28.6円になります。

次の表は、電池容量と同じ数値の電力で充電する1Cを仮定した参考比較です。20kWhの電池なら20kW、57.7kWhなら57.7kWを平均充電電力として計算しています。これは実車の充電測定結果や最大出力ではありません。普段の急速充電での平均充電電力が分かれば、下の計算欄で、ご自身の使い方に近い費用を確認できます。

時間課金を電力量当たりに換算した参考値。月額費用・設備費用は含まない。
車種電池容量仮定する平均充電電力(1C)30分の充電量eMP急速(円/kWh)Terra 44円/分(円/kWh)Terra 90円/分(円/kWh)自宅(円/kWh)
日産 サクラX 2WD20 kWh20 kW10 kWh82.5132.0270.031.0
Honda N-ONE e:e:L29.6 kWh29.6 kW14.8 kWh55.789.2182.431.0
Honda N-VAN e:e:L429.6 kWh29.6 kW14.8 kWh55.789.2182.431.0
BYD RACCO20022.4 kWh22.4 kW11.2 kWh73.7117.9241.131.0
スズキ e SKYA 2WD26 kWh26 kW13 kWh63.5101.5207.731.0
スズキ e エブリイ4人乗り36.6 kWh36.6 kW18.3 kWh45.172.1147.531.0
日産 リーフB5 X55 kWh55 kW27.5 kWh30.048.098.231.0
トヨタ bZ4XG FWD57.7 kWh57.7 kW28.85 kWh28.645.893.631.0

電池容量の大きさだけで、実際の充電速度は決まりません。車の充電性能、電池の温度・残量、充電器側の条件が関係します。一方、自宅の31円/kWhという従量料金は、充電にかかった時間によって単価が変わらないため、日々の費用を見通しやすい方法です。

e-Mobility PowerとTerra Chargeは、月に何分使うと料金が逆転するか

同じ車を同じ平均充電電力で充電する条件で、月額4,180円+27.5円/分のe-Mobility Powerと、月額費用なしのTerra Charge 150kW急速を比べました。Terraの44円/分キャンペーンでは月約253分、通常90円/分では月約67分で料金が等しくなります。それより長く使う場合はe-Mobility Power、短い場合はTerraの方が、この料金条件では安くなります。

参考試算。自宅充電の線は、急速充電と同じ充電量で比べた費用です。電気代31円/kWhに、充電器・工事費20万円を10年間使う場合の月額換算分(20万円÷120か月)を加えています。外出先の充電は月額費用と従量料金の合計です。eMPの初回登録料1,980円、駐車料金、契約電力の増額等はグラフに含みません。Terraのキャンペーンは2027年3月31日までです。

サクラで年間1万km、電費6km/kWhなら、月の充電量は約139kWhです。平均20kWで急速充電する仮定では、eMPは月約1万5,600円、Terraのキャンペーンは約1万8,300円。自宅充電は、充電器・工事費を含めた月額換算でも約6,000円です。この使い方なら、自宅に充電器を設ける利点が費用にも表れます。

充電量が少ない方や、短期間だけ使う方は、月額費用なしのサービスも選択肢になります。自宅に充電器を設置できるか、近くの充電器でどのくらいの充電電力が見込めるかを合わせて考えると、ご自身の使い方に合う料金プランが見えてきます。

EVと比較車の自動車税・軽自動車税も、費用に加える

自家用の軽乗用EVは通常年額1万800円ですが、対象車は登録翌年度が2,700円になります。軽貨物EVは通常5,000円、軽減年度は1,300円です。普通車のEVは年額2万5,000円が基本で、全国のグリーン化特例では登録翌年度が概ね75%軽減されます。東京都は対象の普通車EVについて、登録年度と翌年度から5年度分を全額免除しています。

試算では、登録翌年度から10年度分を計上しています。軽乗用EV9万9,900円、軽貨物EV4万6,300円、普通車EVは全国の軽減を反映して23万1,500円、東京都の対象車は12万5,000円です。今の制度・税率を用いた参考値なので、比較車や登録条件が違う場合は計算欄の税額を変更できます。

税額の根拠:軽自動車税の税率・グリーン化特例、自動車税の税率、東京都の免除。

EVとガソリン車では、10年間の費用はいくら違う?

EVとガソリン車・ハイブリッド車の購入から10年間の費用を比べる、参考試算用の計算表です。初期表示はトヨタ bZ4X G FWDと日産キックス X 2WD(ハイブリッド車)の比較で、国と東京都の補助金を使い、年間1万km走る条件にしています。車種や補助金、電気料金などを変えると、ご自身の条件での費用差が分かります。

1 EVと購入時の補助金
2 自宅充電
3 外出先での充電
4 比較するガソリン車・ハイブリッド車

計算条件・含まれる費用を見る

年間の充電量=年間走行距離÷電費。電費は「充電した電力量1kWhで走れる距離」という仮定です。料金は現在の水準が10年間続くとして比較し、Terra Chargeは通常90円/分を用います。パスポートは3,650日を30日単位で切り上げた122回分、PowerX Firstは年払い10回分。時間制の料金は、充電量と平均充電電力から求めた充電時間で計算しています。1回ごとの料金計算で生じる端数の切り上げは含めていません。eMP登録料1,980円は計上しています。EVの車両価格から差し引く補助額は購入価格を上限にしています。

税金は自動車税・軽自動車税の登録翌年度から10年度分で、登録月に応じた初年度の税金と重量税は含めていません。普通車の東京都免除は軽自動車には適用していません。料金、電費、税制度の将来変更は予測せず、比較の条件をそろえた試算です。

自宅で充電して10年間乗った場合、EV8車種と比較車の費用はいくら違うか

下表は、上の計算欄とは別に、次の共通条件で比較した10年間の参考費用です。年間1万km、自宅31円/kWh、充電設備20万円、ガソリン165円/Lで比べています。電費は軽乗用EV6km/kWh、軽貨物EV4.5km/kWh、普通車EV5km/kWh。比較車の実燃費は乗用車20km/L、軽貨物15km/Lです。

自宅充電だけを使う場合の10年間の参考試算。各行は記載した車との比較。
EV比較する車比較車の10年合計EV:国の補助金のみEV:国+東京都
日産 サクラX 2WD日産 デイズX 2WD2,433,400円2,835,867円比較車が402,467円安い2,035,867円EVが397,533円安い
Honda N-ONE e:e:LHonda N-ONEOriginal FF2,700,700円3,435,367円比較車が734,667円安い2,635,367円EVが65,333円安い
Honda N-VAN e:e:L4Honda N-VANG CVT FF2,648,200円3,054,589円比較車が406,389円安い2,254,589円EVが393,611円安い
BYD RACCO200スズキ ワゴンRZL 2WD CVT2,390,500円2,811,567円比較車が421,067円安い2,511,567円比較車が121,067円安い
スズキ e SKYA 2WDスズキ ワゴンRZL 2WD CVT2,390,500円2,368,567円EVが21,933円安い1,918,567円EVが471,933円安い
スズキ e エブリイ4人乗りHonda N-VANG CVT FF2,648,200円3,601,189円比較車が952,989円安い3,151,189円比較車が502,989円安い
日産 リーフB5 X日産 キックス(HEV)X 2WD4,389,300円4,500,300円比較車が111,000円安い3,593,800円EVが795,500円安い
トヨタ bZ4XG FWD日産 キックス(HEV)X 2WD4,389,300円4,551,500円比較車が162,200円安い3,645,000円EVが744,300円安い

リーフとbZ4Xの比較車は、ガソリンを使うハイブリッド車の日産キックスです。車格や装備を一致させた比較ではなく、購入予算の参考として並べています。検討中の車の見積額と燃費が分かれば、上の計算欄で比較車の価格・燃費を変えて、購入後の支出まで見通せます。

ガソリンが160円から170円になると、10年間の燃料費用は5万円増える

年間1万kmを実燃費20km/Lで走る車は、年間500Lのガソリンを使います。160円/Lなら年8万円、170円/Lなら年8万5,000円。10年間では5万円の差です。これは将来の価格予想ではなく、単価が変わったときの比較です。ご自宅の電気料金と普段のガソリン価格を並べると、毎月どのくらい負担が変わるか考えやすくなります。

EVを検討するときは、自宅充電の電気代と設置費用も合わせて比べる

EVの費用を抑えるには、購入時の補助金と、普段利用する充電場所を合わせて考えることが大切です。今回のサクラの例では、自宅充電が毎年の燃料費用を抑え、東京都の補助金を使うことで、購入から10年間の比較でもデイズを下回りました。

ご自宅や事業所に充電器を置けるなら、まず設置場所と工事費用を確認してみてはいかがでしょうか。外出先での充電が中心なら、普段立ち寄る場所の料金と、その車での充電電力から選べます。LinkT&Bでは、充電設備の設置、利用者の識別、複数台の運用まで、使い方に合わせてご相談いただけます。

車種別の価格・電池容量の出典

車両価格・仕様

電池容量

EV充電設備の設置と運用の相談

EV充電について問い合わせる

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